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“バンクーバーの朝日”凱旋!!
豪華“朝日チーム”メンバー大集合!
2014年10月15日
「バンクーバーの朝日」完成報告会見&ジャパンプレミア
<左から、妻夫木聡さん、勝地涼さん、上地雄輔さん、宮﨑あおいさん>
栃木県足利市に、両翼75メートルもの大きさを誇る本物の野球場、さらには日本人街や、そこに隣接する白人街などの戦前のバンクーバーを、50棟もの家屋を建てて見事に再現した本作。巨大オープンセットで行われた撮影の様子や、野球に打ち込んだ日々が妻夫木さんたちから明かされました。さらに、会見後にはジャパンプレミアも行われ、楽しいトークでチームワークの良さを感じさせました。その模様をレポートいたします。
【記者会見(挨拶順)】
石井裕也監督
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今日はたくさん集まってくださってありがとうございます。素晴らしいキャスト、スタッフと共にこの映画を作ることができて、すごく幸せに感じています。ここに集まっているキャスト、そしてここにいないキャストも、エキストラ一人一人まで、すごく素晴らしい演技を見せてくれたんじゃないかと思います。日本映画として海外を舞台にした作品を作るのは一つの挑戦でもありました。先日、バンク―バー国際映画祭で観客賞を受賞して、僕たちの努力が報われたという想いもありますし、作品の強度みたいなものを証明できたんじゃないかなと思っています。
MC:弱者が勝ち上がっていくスポ根ものを超えて、どんな映画を目指したのですか? 石井監督: もちろん戦前のバンクーバーの日系カナダ人たちの話ではあるんですけれど、現代の日本人、海外の人の心に響くような作品を作りたいなと思いましたし、そうしなければならないなという気持ちもありました。 |
妻夫木聡さん(レジー笠原役)
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僕と亀梨くんと監督で、先日、バンクーバー国際映画祭に行ってきて、実際にバンクーバーの方たちにこの物語を観てもらいました。僕が初めてバントを決めて必死に走っているカットでみんなが大笑いしてくれて、その瞬間に僕は感動して涙が出てきました。バンクーバーの人たちがこの物語を受け入れてくれたんだなという想いがありました。どこか自分の中に不安があったと思うんですけれど、それが払拭された感動的な場面でした。この作品を心底やって良かったと思ったし、それを通り越して、生きてて良かったなと感じた瞬間でした。
MC:「バンクーバー朝日」に在籍していたケイ上西さんと一緒に作品をご覧になったそうですね。 妻夫木さん: 隣で観ていたので、ケイさんのリアクションをすごく感じていたんですけれど、笑うところでは笑ってくれて、特に、野球の場面は本当に食い入るように観ていらっしゃいました。かつての自分の姿も重ねあわせて観ていたと思いますし、フランク(池松さん)がファインプレイをするシーンでは、「おお! やったやった!」と拍手していました。フランクはサードなんですけれど、ケイさんもサードなので、自分を投影して観ていたのかもしれないですね。(ケイさんが)拍手しているのを見て、すごくウルッときました。「ああ、この人も一員なんだ。ケイさんにとってもう自分の物語なんだ」とすごく感じました。最終的に「朝日」が優勝する場面は涙を流していらっしゃいました。すごく嬉しかったです。 MC:観終わった後の感想はお聞きになりましたか? 妻夫木さん: 「いや~、よく頑張りました。よく頑張りました」と言ってくれました(笑)。 |
MC:妻夫木さんの野球経験は?
妻夫木さん:
小学校の時にちょっとだけやったことがあるだけで、ないに等しいですね。できないくせにキャプテンやりました(笑)。
MC:ということは、相当練習はされた?
妻夫木さん:
やりましたね。みんながいない中、一人で練習したこともあったし、夜な夜な公園に繰り出して、ちょっと凸凹した壁にボールをあてて、どこに飛ぶかわからないボールを捕球するという練習を2時間ぐらいやっていたこともあるし、結構やっていましたね。
亀梨さん:
そもそも硬式ボールがね。僕は軟式野球から入って硬式をやるようになったんですけれど、めちゃくちゃ怖いんですよね。だから、最初から硬式で入るのは…大変でしたね。
妻夫木さん:
大変だったね(笑)。鼻血も出たりね。
亀梨さん:
鼻血も出していたし、本当に怪我しながらやられていましたね。特にレジーは走るシーンもすごく多かったので、本当に体が大変そうでしたね。
妻夫木さん:
気持ちは「バンクーバー朝日」なんだけれど、体は33歳だったので…(会場笑)。
亀梨さん:
結構な本数走っていましたもんね(笑)。
妻夫木さん:
でも監督はリアリティにこだわるから、応えたいじゃないですか。だから、「じゃあ、レジーの代走で代役」と言われる度に「くっそー!」と思うんですけれど、やっぱり33歳には勝てないなと(笑)。
亀梨和也さん(ロイ永西役) | |
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こういった作品に携わらせてもらって、石井監督のもと、妻夫木さんをはじめ、「チーム朝日」として撮影時間を過ごせていたんだなということを、振り返って改めて感じます。(キャスト、監督の皆さんと)久しぶりに会ったんですけれど、あの時代からタイムスリップしたかのような感覚になるのがいまだにすごく不思議です。本当に良い作品に参加させてもらったなと感じております。 MC:亀梨さんは実際に野球の経験がおありなんですよね。 亀梨さん: 野球は小学校1年から中学校1年生までやっていました。撮影の前にはみんなで練習する時間もありましたし、撮影中も朝はまず集まって、お芝居をする前にみんなでランニングをして、ストレッチして、キャッチボールして、とにかくチームとしてやっていました。監督も野球のシーンは、映っていないところでも正確にボールがいかないとOKを出さないので、そういった意味では真摯に向き合いながら撮影させてもらいました。また、「朝日」のキャラクターの一人一人が野球に飢えているというのを感じながら撮影させてもらいました。 |
勝地涼さん(ケイ北本役)
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最初に台本をもらった時に、カナダに日本街があったことも、「朝日」というチームがあったことも知らなかったので、読んでいくうちに、これをやるということは自分にとってかなりハードルが高いなと思いました。その時代のつらさや苦しみを文字として読めても、真に表現はできないんじゃないかなと不安に思いました。けれど、実際に撮影現場に入ってオープンセットに立ってみたり、球場から自分の家に帰る道だったり、実際にカナダ人がいっぱいいる光景だったり、その距離感などを感じているうちに、だんだんその気持ちが分かるようになっていきました。石井さんに「二世の苦しみを表現するにはどうすればいいんですかね?」と質問したら、「それは僕だって生きていないんだし、わからないよ」と言われたんですけれど、そう言ってもらえたことで「あ、みんなで目と目を合わせて芝居をして、野球をしていく中で感じていけたらいいんだ」と思ってやらせてもらいました。
MC:勝地さんは野球経験は? 勝地さん: 僕は小学校の時にやっていました。 |
MC:皆さん、野球熱がクランクアップしたあとも冷めなかったとお聞きしましたが。
勝地さん:
打ち上げの前に、昼間に野球の試合をやりました。足利で撮影していたんですけれど、足利のチーム、オール足利の皆さんと試合をさせてもらって…。
MC:オール足利というのはどういうチーム?
亀梨さん:
硬式のクラブチームで、全国大会にも出場しています。そのOBの方たちと。
MC:結果は?
勝地さん:
大敗です(笑)。
妻夫木さん:
大敗じゃないよ~! 1点差ぐらいだったじゃない(笑)。
勝地さん:
池松くんが上手いのに、その日ちょっと来られなかったんですよ。
妻夫木さん:
最後の方に間に合って、ヒット打っていたよね。
亀梨さん:
最後にみんなで土下座して、「もう一回やらせてください」とお願いしました(笑)。
妻夫木さん:
逆に(相手に)点数がいっぱい入りすぎちゃって(笑)。
上地雄輔さん(トム三宅役)
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今日を迎えられて嬉しく思います。素敵な作品に携われて、現場にいればいるほど楽しくて、この組にいることができて良かったなと思いました。仕上がりを観て一人でも多くの方に観てほしいなと思ったので、どうかよろしくお願いします。
MC:撮影は足利で合宿のような形で行われたそうですが、撮影がない時はどのように過ごされていたのですか? 上地さん: みんなでご飯に行ったり、お酒を飲んだり、サウナに行ったり、岩盤浴に行ったり、お刺身食べたり、で、また飲んだり…そんな日々でした(笑)。 MC:上地さんの野球経験は? 上地さん: 小中高生時代やっていました。 |
池松壮亮さん(フランク野島役)
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個人的にすごい映画ができたなと思っております。僕自身、すごく気に入っています。本当のプロが集まった現場でした。バンクーバーでは上映されましたけれど、日本では今日が始まりなので、こうやってこれからたくさんの方に観てもらえる環境にあるのが嬉しいです。
MC:池松さんの野球経験は? 池松さん: 僕は小中高生時代やっていました。 MC:「朝日」の皆さんとの絆はどう感じていました? 池松さん: 本当にいいチームだったんですよね。最初からいいチームだった訳ではなくて、どんどんいいチームになっていくその過程もすごく面白くて、恵まれていたなと思います。 |
高畑充希さん(エミー笠原役) | |
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この撮影現場に行く度に、現場にいる一人一人、端から端まで全員が「絶対いい映画にするぞ」という熱意に溢れていて、そこにその一人としていることができてとても幸せな撮影期間でした。涙が喉の辺りでずっと出そうで出なくてウッとなる映画だなと、私は最初に観た時に思いました。たくさんの方に観てもらいたいなと思います。 |
宮﨑あおいさん(笹谷トヨ子役) | |
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私は今回、数日だけの撮影だったので、こうして皆さんと一緒に並んでいるのがものすごく不思議で、どんな顔をしてここに座っていればいいのか緊張しているんですけれど、また石井組に参加させてもらえたことはすごく光栄でしたし、監督の楽しそうに演出される姿をまた見られて楽しかったです。客観的に観られる部分がとても多かったので、お客さん目線で楽しんで作品を観ることができました。ぜひたくさんの人に観てもらいたいなと思います。 |
MC:バンクーバーを舞台にしておりますが、実は栃木県足利市に巨大なオープンセットを建てて、そこで撮影をしたんですよね。そうした環境の中で行われた撮影、あるいは撮影裏で印象に残っていることはありますか?
妻夫木さん:
やっぱり今年の冬といったら大雪ですね。クランクインしてすぐに2回も降られてしまいまして、スタッフ総出で雪かきしたりしていたんです。あれがあったおかげで撮影日数が厳しくなって、過酷な環境の中でやっていた「朝日」のように、過酷な撮影状況になってしまいました(笑)。寒い中で撮影していましたね。
亀梨さん:
すごいセットの中で撮影させてもらったんですが、撮影前には監督がセット案内をみんなにしてくださって、グルグル回って上からセットを眺めさせてもらったりとかしたのがすごく印象的でした。撮影に入ってからは、みんなで野球をしたのが印象的でしたね。すごく寒い時期だったので、ベンチでのシーンもたくさんあったんですけれど、座っていると日陰で寒いので、空き時間はみんなで日向を求めて、時間が経つにつれてみんなで移動していくのが面白かったです(笑)。
MC:高畑さんはそんな皆さんの撮影を見ていた側ですよね。どれぐらい見ていたんですか?
高畑さん:
たぶん丸一日は見ていたと思います。全部合わせると。
妻夫木さん:
24時間ってそれはヤバいでしょう(笑)。
高畑さん:
でも全部合わせるとそれぐらいには(笑)。ずーっとずーっと、すっごい見ていました。
勝地さん:
撮影中に昼飯の時間をとれないことが多いので、つなぎでパンなどが用意されていたんですね。その中に、足利の名物なのかわからないんですけれど、苺ジャムとタマゴが入っているサンドがあって、あれは結構印象的でしたね。
亀梨さん:
あれ、結構出ましたよね。
MC:それはおいしかったんですか?
勝地さん:
おいしかったですよ。タマゴと苺ジャムの味がしました(笑)。あわさらないんです。
妻夫木さん:
でも、足利の人でも「知らない」と言っている人もちらほらいましたね(笑)。
上地さん:
(印象に残っていることは)ある外国人の方が守っている時にずっと「バラバラバラ…」と言っているので、「あの人、何言っているんだろう?」と思っていたら、あっちの掛け声で「バッター、バッター」と言っていたんですね。「あ、メジャーリーガーが口を動かしているのってそういうこと言っているんだ」と思って、勉強になりました。
亀梨さん:
あの人、メジャーリーガーじゃないですから(会場笑)。
上地さん:
違うの? あ、違うんだ。
池松さん:
みんなで野球やっていたことが印象に残っていますね。グラウンドにいたことが。それぞれ労働のシーンを撮って、貧しい苦しいシーンを撮って、グラウンドに集まってみんなで野球をやるというのが、当時と比べるとまったく違うんでしょうけれど、どこか僕らみんなが実際に生活をしていて苦しいことや息詰まることをグラウンドに持ってきていたような感覚はありました。
MC:宮﨑さん、こういった「朝日」の面々を見ていてどう思いましたか?
宮﨑さん:
羨ましかったですね。皆さんが映画を通して、野球を通して一つになっている姿を見て羨ましいと思いましたし、素晴らしいセットの中でお芝居をしていることもいいなあと思いました。ちょうど私がクランクアップする日はメンバーの数人の方もアップする日で、ちょっとグッとくる別れがあって、「ああ、いいなあ」と思いながら眺めていました。
妻夫木さん:
いや~、あれはヤバかったな(笑)。久しぶりに青春しちゃいましたね。クランクアップの時にみんなで肩を組んで、「じゃあ、キャプテン一言」と言われちゃって、監督も交えてみんなに一言ずつ言ったんだけれども、涙で何を言っているのか分からない状態になっちゃって、言葉がつかえちゃうぐらい泣いちゃいましたね(笑)。鶴見辰吾さんさえ泣いてましたから。
【マスコミによる質疑応答】
Q:男性陣の皆さんはお風呂のシーンがありましたが、裸の付き合いで絆が深まりましたか?
妻夫木さん:
実はあのシーンは、セットではなく長野にある銭湯で撮影したんです。最初はすごく熱かったんですけれど、外が寒いので温度差で湯気がたっちゃうので、どんどん水を入れていったんですよ。なので、みんなで最初は「熱いな~!」なんて言っていたんですけれど、だんだん冷たくなってきて、夜中まで撮影していたので笑顔もなくなってきて、結構過酷な撮影でした(笑)。裸の付き合いはいいけれど、凍え死ぬかと思いましたね。あの日で終わりになるところでした(笑)。
亀梨さん:
序盤でしたよね(笑)。グラウンドに行く前でした。控室には蜂もいるしね。
妻夫木さん:
あ、いたいた(笑)! 「どうする? 出る?」「いや、いいや。出ると寒いから」とか、そんな感じでした(笑)。
亀梨さん:
球場のセットの近くに入浴施設があったので、そこにはみんなで撮影が終わった後に行って、リアルに裸の付き合いをしましたよね。
妻夫木さん:
1回、撮影終わりに(入浴施設に)行こうとなって、僕と亀梨くんが先に行って、「あれ? 来ないな。トム(上地さん)とケイ(勝地さん)も来るって言ってたよな?」「もうそろそろ来るんじゃない?」なんて言いながら待っていたんですよ。結局、体も洗い終わって違うお風呂に入ったり、サウナに入ったり結局2人でずっと一緒にいたら…。
僕と勝地くんは岩盤浴に入っていました(笑)。
勝地さん:
意外に気持ち良かったんですよね(笑)。長くなっちゃったんですよ。
亀梨さん:
壮亮も来たよね。
妻夫木さん:
最後に来たよね。
勝地さん:
で、座敷で飯食って。
妻夫木さん:
カラオケして(笑)。
Q:バンクーバー国際映画祭で観客賞を受賞したことをお聞きになった時の状況と、感想をお聞かせください。
石井監督:
観客賞を受賞したことを聞いたのは、僕たちがもう帰ってからでした。
MC:まず上映会の時のリアクションは?
石井監督:
妻夫木さんも話していましたけれど、カナダ人の方々が応援してくれている感じがしたんですよね。つまり「朝日」という野球チームは、戦前の当時、日本人への差別などがある中で、「朝日」に対してだけはカナダ人も応援してくれた。それと同じような状況なのかなと、リンクする感じがありましたね。
MC:「朝日」は向こうで有名なんですか?
石井監督:
知る人ぞ知るということだと思うんですけれども。
MC:実際に観客賞受賞を聞いてどう思いましたか?
石井監督:
努力が認められたという感じが嬉しかったですね。
亀梨さん:
僕は家にいたのかな。マネージャーさんからメールをもらって知って、翌日に妻夫木くんに「やったー」とメールを送りました(笑)。
妻夫木さん:
とにかく嬉しかったですね。バンクーバーの方々に応援してもらっているような気がしていたので、その中で受賞できたというのはとても気に入ってくれたという証拠だし、バンクーバーの人がこの映画を盛り上げて「この映画を世に出してくれ」と言っているような、本当の意味での応援をもらったような気がしたので嬉しかったですね。
Q:予告編には「世界で活躍する先駆者たちの物語である」という言葉が出てきますが、今、皆さんが注目していたり、尊敬している海外で活躍されている方がいましたら教えてください。
勝地さん:
野茂英雄さんで。メジャーリーグへの道を拓いた方だと思うので。
上地さん:
僕は高校時代、横浜高校で野球をやっていたので、やっぱり今も活躍している…イチロー選手を(会場笑)。
妻夫木さん:
松坂選手じゃねえのかよ(笑)! 横浜高校って言ったんだからさ!
上地さん:
あ、そうか。松坂選手です(笑)。
亀梨さん:
野球選手も皆さんすごく海外に出て活躍されていますけれど、この間の錦織圭選手はすごいなと思います。期待しています。年下なんですけれど、すごく力をもらいました。
高畑さん:
石井監督。世界で活躍する、すごくいい人です。
宮﨑さん:
私もスポーツ選手の方で、同年代だったり年下の方が活躍しているのをテレビで観るとすごいなと思うんですけれど、羽生結弦選手が演技をされているのを観た時にはくぎ付けになってしまいました。「なんて美しいんだろう」と思ったのが今でも印象的で、すごいなと思います。
池松さん:
もう一回、「チーム朝日」が世界に出たらいいなと思います。
妻夫木さん:
僕はたけしさんがすごく好きなので、北野武さんですね。映画監督としても、漫才師としてもすごい才能を持っている方だと思いますし、世界で活躍して芸術でも素晴らしい才能のある方なので尊敬しています。
【舞台挨拶(挨拶順)】
妻夫木聡さん(レジー笠原役)
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先日、バンクーバー国際映画祭でバンクーバーの方たちと一緒に観てきました。受け入れてくれたというか、認めてくれたという感じがして、ホッとした気持ちをもらいました。
こうして日本の方々に観てもらうのも、観てもらった方たちとお会いするのも今日が初めてなので、ちょっと緊張しています。いかがでしたか? (拍手に)ありがとうございます。良かったです。 MC:あの街並みはセットなんですって? 妻夫木さん: そうなんです。足利です(会場笑)。 MC:あの中に立ってみてどうでしたか? 妻夫木さん: 変に役をとらえなくても自然に僕たちがスーッと入っていける街並みを作ってもらい、あの中で生きていればいいという想いをもらったので、すごく助かりました。 |
亀梨和也さん(ロイ永西役) | |
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先日、バンクーバーに行かせてもらって、バンクーバーの皆さんと観させてもらったのですが、こうして日本で初めてお客さんたちに観てもらえたのは嬉しいことです。いよいよ「バンクーバーの朝日」、「チーム朝日」がさらなる一歩を踏み出すんだなと、非常に嬉しさがあります。石井監督はじめ、キャスト、スタッフさんの中で作品に携わらせてもらったということは、自分にとって非常に大きい財産になりました。 MC:セットの中に泊まり込んでの撮影はいかがでしたか? 亀梨さん: 本当に贅沢な環境の中で撮影させてもらいました。「朝日」のみんなともご飯食べに行ったり、本当に一つのチームとしてあの時間を過ごせたなという気がしております。 |
勝地涼さん(ケイ北本役) | |
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この作品をやらせてもらうことになってから初めて、バンクーバーに日本人街があることや、「朝日」というチームがあるということを知りました。野球をしながら前向きに生きていこうとしていた人たちに触れて、僕自身も明日から頑張っていこうという気持ちになりました。役者としてもこんなに良い現場に参加できたことを本当に幸せに思っています。自分自身も成長できた作品だと思いますし、何か持って帰れるような気持ちがしました。なので、今日、皆さんに観てもらって何か感じてもらえたら、周りの方に宣伝してもらえればと思います。そして、この作品に関わらせてくださった石井さん、皆さん、本当にありがとうございました。 |
上地雄輔さん(トム三宅役) | |
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今日はお足元の悪い中ありがとうございます。僕たちも今日をすごく楽しみにしてきました。短い時間ですけれど、最後まで楽しんでいってください。 |
池松壮亮さん(フランク野島役) | |
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すごい映画ができたと思っています。こうやって観てもらえてすごく嬉しいです。それぞれ持ち帰ってもらって、「明日、頑張ろう」と思ってもらえたら幸せです。 |
宮﨑あおいさん(笹谷トヨ子役) | |
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私はほんの数日の撮影だったんですが、素晴らしいセットと「朝日」の皆さんのチームワークを生で見られたことだけでも、豊かな時間を過ごさせてもらったなと思っています。素敵な作品に参加させてもらって嬉しいです。 |
石井裕也監督 | |
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素晴らしいキャストとスタッフと一緒にこの映画を作ることができて幸せに感じています。一人でも多くの人にこの映画を観てもらいたいという気持ちは、僕たちたぶん一緒だと思います。今日はジャパンプレミアということで、ここに集まってくださった皆さんは何かの縁だと思いますので、一緒に応援してもらえればと思います。 |
MC:これまで野球経験がないという方は? キャプテン(妻夫木さん)ですね。
妻夫木さん:
ないですね…。
MC:よく受けましたね!
妻夫木さん:
すみません! やりたかったんです、この作品(会場笑)。
MC:でも、ヘタに見えなかったですよね! 相当練習したんじゃないですか?
妻夫木さん:
いやあ、もう、自主的にも練習しましたし、みんなとも相当練習しました。
MC:その他の経験者の皆さんは、いつ頃、何番でどこを守っていましたか?
池松さん:
小中高生時代センターで、1番でした。
亀梨さん:
僕はバラバラですね。小学校1年生から中学校1年生までやっていまして、主にセカンド、ショート、あとピッチャー。
勝地さん:
僕は小学校の時にやっていまして、エースで5番でした。でも、ヘタです。すみません(笑)。
上地さん:
僕は小学校から高校までキャッチャーやっていました。
MC:妻夫木さんの苦労を知っているという方はいますか?
亀梨さん:
空いている時間はすべて本当にすごい練習されていました。硬式野球って本当に大変なんですよ。軟式をやっていた人でも、硬式になると怖がるぐらいなんですけれど、今回の映画はすべて硬式でやりましたし、グラブもバットもその当時のものを再現しているので、結構指に当たって怪我されていたんですけれど、それでも撮影に挑む姿はキャプテンだなと。
MC:上地さん、グラブが今のものと違う形をしているんですけれど、難しいですか?
上地さん:
革が薄いですし、大きさも小さくてポケットみたいなところがないから、本当に受ける度に痛いんですよ。亀梨くんは本当にいい球を投げるから、たぶん、僕が受けている限り今までで最高のピッチャーじゃないかと思います(会場笑)。
亀梨さん:
だとしたら、松坂さんでしょうね! やめてください(笑)。
上地さん:
いや、俺の記憶の中では一番速かったから、すごい痛くて大変でしたよ。
亀梨さん:
でも、ひどいんですよ。指がひっかかると右打者の左側にいってしまうんですよね。それって内側で捕るよりも痛いみたいなんです。そうすると、僕に返すのにめちゃくちゃ速い球で投げてくるんですよ(会場笑)。
上地さん:
いやあ、気持ちが入っちゃったのよ。バイーンッってなるから、「いってえ、ナイスボールッ!!」となっちゃうんですよ(会場笑)。
MC:皆さんの中で一番上手いのはどなたなんですか?(皆さん、池松さんを指し示す)
上地さん:
一番、現役に近いから。
亀梨さん:
動きも速いんですよ。
妻夫木さん:
あと、若い(会場笑)。うん、若さだね。大事(笑)。
MC:宮﨑さん、こんな「朝日」のメンバーを見ていていかがでしたか?
宮﨑さん:
本当に青春という感じで、皆さんキラキラしていたので、見ていて羨ましかったですね。
MC:仲間に入りたいと。
宮﨑さん:
うーん…そうですね(会場笑)。
MC:足利で合宿のように撮影されていたということで、プライベートでの交流もあったと思いますが、何が楽しかったですか?
上地さん:
撮影が終わってみんなでご飯を食べに行ったり、お酒を飲みながらくだらない話をしている時は楽しかったです。本当にほぼ毎日一緒にいたので、楽しかったよな。みんなでお風呂に入りに行ったりとか、岩盤浴に行ったりとか、お座敷みたいなところでカラオケしたり…ずっと亀が歌っていたんですけれど(会場笑)。
亀梨さん:
ちょっと、そういうのやめてもらっていいですか(笑)? 訳わからないキャラ設定(笑)。汗かいちゃうよ。
上地さん:
その横で聡がずっとタンバリンをバシャバシャやっていて(会場笑)。
MC:どこまで信じていいのか(笑)。カラオケに行ったのは本当?
亀梨さん:
本当です(笑)。
MC:皆さん、何を歌うの?
上地さん:
亀は自分のKAT-TUNの曲を(会場笑)。その横で聡がタンバリンやって、壮亮がカスタネット叩く(会場笑)。涼はマラカスだよな? で、ハーモニーがあおいです(会場笑)。
MC:映画のポイントはバントですけれども、おそらく自分が一番うまかったんじゃないかなと思う方はいますか? あ、キャプテン、さすが(会場笑)。
妻夫木さん:
バントは自信あったよ。バントだけなんだ、俺は(会場笑)! バントだけは最初からよくできたんだ。それだけは譲って。
上地さん:
本当に上手だった。
亀梨さん:
本当に。
妻夫木さん:
頑張ったよね。
MC:バントって怖くありません?
亀梨さん:
チップしたら顔にも当たりますしね。
MC:池松さんは一番の後輩として、先輩たちとお付き合いできてどうでしたか?
池松さん:
楽しかったです。
MC:監督、非常にチームワークが良かったようですが、ご一緒していてどうでしたか?
石井監督:
最高のキャストですからね。僕は本当に見守っているだけというか、すごいチームワークを見させてもらっていたという感じでした。
MC:このシーンは大変だったというところ、楽しかったというところはありますか?
亀梨さん:
野球のシーンはリアルにこだわって撮影させてもらっていたので、先ほどお話させてもらったバントのシーンも画的には映ってないんですけれど、フェアゾーンに入っていないと監督からOKが出なかったり、ダブルプレーのシーンもカットで終わっているんですけれど、ちゃんとダブルプレーが成立するまでやるとか、そういった意味でも一つ一つのプレーの緊張感がすごかったですね。「ストライクが入らないのでもう一球」とか、「ちょっと球筋が好きじゃない」とか(笑)。
MC:そういう時に、「じゃあ監督やってみなよ」とは思いませんでしたか?
亀梨さん:
いや、それは思わないですけれど、そういったところがすごく印象に残っていますね。
勝地さん:
銭湯のシーンの撮影は大変でしたね。最初のうちはお湯の温度が熱くてのぼせそうだったんだけれど、外気との温度差で湯気がすごく出てきて、撮影的に湯気が映りすぎちゃうからということで水をどんどん足していったら凍えるぐらい寒くなっちゃって、誰もしゃべらなくなっちゃって…ね(会場笑)!
上地さん:
ゲッツーのシーンかな。大変だったけれど楽しかったなと思います。
宮﨑さん:
客席を撮る時も付き合いで、皆さん同じように動いてくださるんですよね。私たちは座っているだけなのに、皆さんはすごい運動量で大変そうだなと思いながら、エライなと思って見ていました。
■最後に、妻夫木さんからメッセージが送られました!
妻夫木さん:
今日は本当にありがとうございました。この映画は、日本人としての自分たちの誇りを胸に、毎日撮影していました。その想いは十分伝わったと思います。皆さんもたぶん、映画の中で「バンクーバー朝日軍」を応援してくれたと思うので、これから12月20日の公開に向けてぜひ応援をよろしくお願いします。ありがとうございました
http://www2.toho-movie.jp/movie-topic/1410/04vancouver_ib.html
《溫哥華的朝日》 凱旋歸來!
豪華的“朝日TEAM”全員大集合!
創立在距今一百年前,在二戰之前於加拿大·溫哥華進行的棒球比賽中與貧困落後和階級差別不斷鬥爭,且始終堅持公平公正的比賽精神,最終獲得勝利的棒球隊伍“溫哥華的朝日”是為真實存在。近日描寫了這部偉大史詩的電視劇“溫哥華的朝日”已然完成。為了紀念這個重要的日子,在10月15日,“溫哥華的朝日”完成報告會在東京·水道橋的TOKYO DOME CITY HALL盛大舉行,主演的妻夫木聰、龜梨和也、勝地涼、上地雄輔、池松壯亮、高畑充希、宮崎葵和導演石井裕也親臨現場。
在栃木縣足利市,兩翼長達75米的巨大棒球場、日本人居住的街道,以及毗鄰的白人居住的街道都是依照著戰前的溫哥華的情景,合計建造了多達50棟的房屋,完美再現了百年前的歷史。演員妻夫木聰等人揭露了在巨大外景下進行的攝影情況和全神貫註打棒球的每一天。此外,報告會後還舉行了試映會,在愉快的交談中我們深刻意認識到這是一支優秀的團隊。讓我們回顧一下見面會的情形吧。
記者見面會:
MC:妻夫木先生之前有過打棒球的經驗嗎?
妻夫木:只有在小學的時候打過棒球,基本等於沒有經驗了。明明打不來結果還當了隊長哈(笑)。
MC:這樣說來,為了拍攝做了大量的練習吧?
妻夫木:就是啊。大家都不在的時候,也會自己一個人練習。之前我還在晚上的時候去公園練習,向凹凸不平的墻壁擊球,對著不知道往哪個方向飛的棒球做捕球訓練。的確是做了很多練習啊。
龜梨:早期打的都是硬式棒球,我是從打軟式棒球開始入門轉變為打硬式棒球,還是挺嚇人的呢。所以,要是入門的時候就用硬式棒球實在是了不得啊。
妻夫木:是不得了呢(笑),我還打出鼻血了。
龜梨:鼻血也流了,你真的是受著傷拼呢。而且賴治(妻夫木飾)這個角色有很多跑步的鏡頭,那也是很辛苦呢!
妻夫木:思想是“溫哥華的朝日”水平,但是身體已經是33歲水平了...(會場笑)
龜梨:基本上一直在跑呢(笑)。
妻夫木:不過導演著實是很嚴格的人,我也想到達他的要求啊。所以每當被說“賴治跑步的部分就讓替身上吧”,我就會想“我了個去!",但實在是輸給33歲了(笑)。
龜梨和也(羅伊永西役)
我能夠參加這樣優秀的作品,回顧在石井導演的指導下和妻夫木聰等人一同度過屬於“朝日TEAM”的拍攝時光,也有了新的感受。和大家好久不見了,我們就好像穿越了時空到了現在,真的很不可思議。我也真切地感受到自己參加了一部極為優秀的作品。
MC:龜梨先生實際上是有棒球經驗的呢。
龜梨:我是從小學一年開始一直到中學一年級一直在打棒球。在拍攝之前大家會一起練習棒球,拍攝期間早上的時候我們會集合一起跑步熱身、做投接球練習等等,就是作為一支隊伍進行訓練。導演也在拍攝棒球的鏡頭時,就算沒有出現在鏡頭裏,只要打球的方式不對就不OK。我們就是抱著這樣真摯的情感進行拍攝的。並且,也是感受著“朝日”裏的每一個角色呈現出極為渴望棒球的這一姿態,我們進行了這部作品的拍攝。
MC:據說大家即使在拍攝結束之後棒球熱依然盛行呢?
勝地:在慶功宴的那天白天,我們還舉行了棒球比賽。在足利市進行的拍攝,所以和當地的棒球隊“ALL 足利”來了一場比賽。
MC:“ALL 足利”是個什麽樣的隊伍呢?
龜梨:是一支硬式棒球的俱樂部隊伍,還出席了全國大會。我們是和隊裏的前輩們打了比賽。
MC:結果呢?
勝地:大敗而歸(笑)。
妻夫木:才不是大敗啊餵!不是只差一分而已嘛(笑)!
勝地:池松君棒球厲害的,可惜那一天來得太遲了。
妻夫木:不過趕上最後了一刻,打了個安全打呢!
龜梨:賽後大家還跪下拜托他們說“請再和我們打一次吧!”
妻夫木:結果接下來的比賽反過來讓對方的隊伍得了好多分(笑)。
上地雄輔桑(飾 Tom三宅)
非常高興能夠迎接今天的到來。能夠拍攝如此優秀的作品,在拍攝現場待得越久越加開心,覺得能夠加入這個劇組拍攝真的很高興。看過電影之後,覺得這是一部無論一個人還是大家一起看都很棒的作品,請大家多多指教!
MC:拍攝中好像有是在足利合宿這樣的形式進行的,那麽在不拍戲的時候會幹什麽呢?
上地桑:大家一起去吃飯啊、喝酒啊、洗桑拿啊、洗巖石浴啊、吃吃刺身什麽的,然後再喝酒… 這是這樣的日子(笑)。
MC:上地上的棒球經驗是怎麽樣的?
上地桑:小學,初中,高中的時候一直有打。
池松壯亮桑(飾 Frank野島)
作為個人來講,我覺得拍攝了很了不起的電影。我自己很喜歡這部電影。拍攝現場真的是聚集了很多專家。雖然已經在溫哥華上映了,但是今天是日本的首映,這樣會創造一個今後很多的觀眾來觀看電影的環境,我很開心。
MC:池松桑的棒球經歷是?
池松桑:我小學,初中,高中的時候一直有打。
MC:覺得和《朝日》劇組大家的羈絆如何?
池松桑:真的是很棒的團隊!並不是一開始就是個好團隊,而是慢慢變成一個好團隊,我覺得這個過程很有趣,受到饋贈了呢。
高畑充希桑(飾 Amy笠原)
每次去到拍攝現場,現場的每一個人大家都洋溢著“一定要吧這部電影拍好”這樣的熱情,我作為這個大家庭的一員,能夠參與拍攝,覺得這整個拍攝期間真的很幸福。這並不是一部讓人看著一直都想哭的電影,而是突然有感動點的作品,這是我第一次看這部電影時的感受。
宮崎葵桑(飾 笹谷toyoko)
我這一次進劇組拍攝只有短短數日,覺得能夠和大家一起在這裏很不可思議,在想要以什麽姿態坐在這裏才好呢,有點緊張呢。但是我覺得能夠再一次加入石井組十分的光榮,能夠再一次看到導演很開心的指導大家拍戲的樣子我也很高興。有很多部分我都是站在一個客觀的角度去看的,能夠以觀眾的視角欣賞這部好作品。真的希望有很多人能夠來觀看這部電影。
MC:雖然是以溫哥華為舞臺,但是是在栃木縣足利市建了一個很大的開放場景來進行拍攝的呢。在這樣的環境下進行拍攝,也就是說在拍攝中印象深刻的事情是什麽呢?
妻夫木桑:果然說起今天冬天還是那場大雪啊。開機之後馬上就下了兩場雪,工作人員全體出動鏟雪呢。也是因為雪的功勞,拍攝的時候顯得比較艱苦,就好像在殘酷環境中生存的“朝日”一樣,我們的拍攝壞境也變得殘酷呢(笑)。是在寒冷的環境中進行拍攝的。
龜梨桑:是在很厲害的場景裏進行拍攝的呢,拍攝之前導演就帶大家參觀了拍攝地,轉悠轉悠然後從上往下眺望這個場景的事情真是令我印象深刻。進入拍攝之後,大家會一起打棒球什麽的也印象深刻。因為是很寒冷的時期,而坐在長椅上拍攝的場景又很多,坐下來的話就在陰涼處會覺得很冷,所以有空的時候大家就一起祈禱開太陽,隨著時間的推移大家 也會跟著一起移動,這也很有趣呢(笑)。
MC:高畑桑是看著這樣的大家拍戲的一方呢。大概看了多久呢?
高畑桑:全部加起來的話,大概有整整一天吧。
妻夫木桑:24小時這樣可糟糕了喲(笑)。
高畑桑:但是全部加在一起來算的話,真的有呢(笑)。一直,一直,一直這麽看著。
勝地桑:拍攝的時候經常會沒有時間吃午飯,所以就會準備面包。其中,有一種不知道是不是足利特產的三明治,裏面有草莓果醬和雞蛋,那也讓人印象深刻啊。
龜梨桑:啊~那個確實是呢。
MC:那個好吃嗎?
勝地桑:好吃的喲!有雞蛋和草莓醬的味道(笑)。搭配的很和諧的感覺。
妻夫木桑:但是也有一些足利人說是不知道呢(笑)。
上地桑:<印象深刻的事情>有一個外國人在防守時一直在說“balabalabala…”,我就在想“那個人究竟在說什麽啊?”這時就聽到口號聲“擊球!擊球!”想到“啊,大聯盟選手動動嘴巴原來是在說這個啊”,學習到了。
龜梨桑:那個人,不是大聯盟選手呢(會場笑)。
上地桑:不是嗎?啊,不是啊。
池松桑:讓我留下深刻印象的是大家一起在操場上打棒球啊。大家分別都拍好勞動的場景,窮苦的場景,然後一起聚集到操場, 一起打棒球,與當時的情況真的是毫無差異啊。但總有種感覺是我們大家將在實際的生活中某處受到的辛苦以及令人窒息的感覺逮到了這個棒球場地呢。
MC:宮崎桑,這樣看到了“朝日”的各個面貌覺得怎麽樣呢?
宮崎桑:很羨慕呢。看到大家通過電影、棒球變成一個整體這樣我覺得很羨慕呢。能夠在很厲害的場景中拍戲也是很棒的呢。正好我殺青的那天,隊員中也有幾個人殺青了,有種剛來就已經結束的感覺,想著真好啊然後眺望了一下。
妻夫木桑:咿呀~那個真是不得了啊。真是隔了好久重新感覺了清楚啊。殺青的時候,大家一起肩搭著肩,大家跟我說“那麽隊長說幾句吧”,然後包括導演大家都說了幾句話,但是都哭了已經進入了忘了具體說了什麽的狀態。已經是哭聲等同說話這樣的感覺呢(笑)。鶴見辰吾桑也哭了。
【回答媒體提問】
Q:男演員們有一起洗澡的場景,有通過坦誠相見而加深彼此的羈絆嗎?
妻夫木桑:其實那場戲不是在搭的棚裏,而是在長野的一個澡堂裏拍攝的。一開始真的超級熱,而外面又很冷,因為有溫差,就會有熱氣,所以然後慢慢的加水。所以大家一開始都說著“熱啊~~!”,但是慢慢水在慢慢變冷,拍攝又一直進行到半夜,大家也漸漸沒有笑容了,是一個很殘酷的拍攝經歷啊(笑)。坦誠相見這樣的固然不錯,但是覺得快要凍死了。覺得那一天就是生命的終結啊(笑)。
龜梨桑:是開盤,最初階段呢(笑)。去棒球場之前,控制室裏還有蜜蜂。
妻夫木桑:有的有的(笑)!說著“怎麽辦?出去嗎?”“不要,不要吧,出去會很冷的”這樣的感覺啊(笑)。
龜梨桑:在球場的場景附近有洗澡的地方,大家拍完戲就會一起去那裏,那是真的進行坦誠相見的交往啊。
妻夫木桑:一次,拍攝結束後要去<洗澡的地方>,我跟龜梨君先去的。“啊嘞?不來啊。Tom(上地桑)和Kei(勝地桑)說了也會來的吧?”“估計一會兒就會來吧?”我們就這樣閑聊著等著。結果,澡也洗好了,盡到了別的浴池,桑拿了之後也沒來,就變成了我們倆一直在一起…。
上地桑:我和勝地桑去了巖盤浴喲(笑)。
勝地桑:意外的很舒服呢(笑)。變長了喲。
龜梨桑:壯亮也來了吧。
妻夫木桑:最後來的。
勝地桑:然後,在客廳裏吃飯。
妻夫木桑:還唱了卡拉OK(笑)。
Q:聽說在溫哥華國際電影節上獲得了觀眾獎,請講一下當時的情況以及感想。
石井導演:聽說獲得了觀眾獎的時候,我們已經回來了。
MC:那麽先說一下上映時的大家的反映吧。
石井導演:正如妻夫木桑所說,能夠感受到加拿大人給予我們的應援。也就是說“朝日”這只棒球隊在戰前的日本人受到差別待遇的時候,卻能夠得到加拿大人僅僅對於“朝日”這支隊伍的支持。我能感受到這樣的連接——我們所面臨的狀況同那時一樣。
MC:“超日”在那邊有名嗎?
石井導演:我覺得知道的人是知道的。
MC:真的聽到獲得觀眾獎的時候是什麽感覺?
石井導演:覺得努力受到了認可很高興。
龜梨桑:我那個時候在家吧。經紀人給我發了消息我才知道的,第二天給妻夫木君發了消息說“辦到了”(笑)。
妻夫木桑:總之就是很高興。能夠感受到溫哥華人對於我們的支持,而能夠在眾多作品中獲得這個獎項證明大家真的很喜歡這部電影,溫哥華人在欣賞這部影片的時候說“希望把這部電影帶到全世界。”這句話的真正的含義,以及從中體現的支持我是深刻感受到了,很開心呢。
Q:在預告片中出現了這樣的話——“活躍於世界的先驅者的故事”。請告訴我們各位現在關註、尊敬的活躍於海外的人物。
勝地桑:野茂英雄桑。因為我覺得他是開拓向美國職棒大聯盟進軍道路的人物。
上地桑:我高中的時候,是在橫濱高中打棒球的,說到尊敬的人物果然是現在活躍的…一郎選手啊(會場笑)。
妻夫木桑:不是松阪選手拉(笑)! 因為說了是橫濱高中的啦!
上地桑:啊,Soga。是松阪選手(笑)。
龜梨桑:棒球選手大家都在海外十分活躍呢,但是這段時間的錦織圭選手我覺得真的很厲害呢。十分期待。雖然年紀小,但是獲得了很多力量。
高畑桑:石井導演。在世界舞臺上活躍,是很厲害的人物。
宮崎桑:我也是通過電視,看到運動員中的同齡人或者年紀比我小的人十分活躍,感覺很厲害呢。但是,陪同觀看了羽生結弦選手的表演。印象十分深刻,覺得“真的是很美的人啊”,覺得很厲害。
池松桑:“朝日隊伍”能夠再一次走出世界,我覺得這樣很好。
妻夫木桑:我很喜歡Takeshi桑,就是北野武桑。我覺得他無論是作為電影導演,還是漫畫家都具有很高的才能,活躍在世界舞臺,在藝術方面也具有很厲害的才能,所以我很尊敬他。
【舞臺見面】
妻夫木聰(レジー笠原役):前些天,在溫哥華國際電影節上和溫哥華的觀眾一起觀看了影片。感覺到被接受了,或者說被認可了吧,終於松了一口氣。像這樣請日本的觀眾觀看、與觀眾見面,今天是第一次所以有些緊張。大家覺得怎麽樣呢?<掌聲>謝謝大家。太好了。
MC:聽說那邊的街景都是布景?
妻夫木桑:是這樣的。真的是足利(會場笑)。
MC:在那裏面感覺怎麽樣呢?
妻夫木桑:不用特別刻意的揣摩角色,是一個我們很自然的就可以融入其中的街景,還有在那裏生活就好了這樣的想法,真的幫了大忙。
龜梨和也(Roy永西役):前些天去溫哥華與溫哥華的觀眾一起觀看了影片,像今天這樣第一次能在日本與大家一起觀看真的很開心。<溫哥華的朝日><朝日隊>終於要踏出更大的一步,真的非常高興。我能夠加入到石井導演帶領的演員及工作人員共同努力的作品中,這對我自己來說也是很大的一筆財產。
MC:留宿在布景中的拍攝怎麽樣呢?
龜梨桑:真的在非常奢侈的環境中完成了拍攝。和<朝日>的大家一起去吃飯什麽的,真的成為了一支隊伍那樣度過了那段時間。
勝地涼(ケイ北本役):因為參與到這個作品中才初次知道在溫哥華在日本人街,以及有<朝日>這支隊伍。接觸到打棒球的同時積極向上生活著的人們,我自己也想著明天更要努力加油。作為演員能夠加入到這麽好的現場真的覺得很幸運。我覺得這是一部可以使自己成長的作品,並可以從中學習到什麽。所以,今天大家觀看之後如果有什麽感想的話,希望大家也向周圍的人宣傳。然後,對能夠讓我加入到這部作品中的石井桑以及大家,真的非常感謝。
上地雄輔(トム三宅 役):今天非常感謝大家於百忙之中來觀看。我們也非常期待這一天。雖然是短暫的時間,在大家欣賞到最後。
池松壯亮(フランク野島役):我覺得這是一部很棒的影片。像這樣讓大家看到真的很開心。希望大家能夠從中感受到什麽,萌生出<明天加油吧>這樣的想法。
宮崎葵(笹谷トヨ子役):雖然我只拍攝了幾天,但能夠現場看到精良的布景和<朝日>的團隊合作,覺得度過了很充實的時間。能夠加入到這麽棒的作品中很開心。
石井裕也導演:與出色的演員和工作人員一起完成這部電影,感到很幸福。希望哪怕多一人可以看到這部電影,或許我們大家都這樣想。今天是日本首次公映,聚集在這裏的大家也是一種緣分,希望一起應援這部電影。
MC:到現在為止都沒有打過棒球的人是?隊長(妻夫木桑)吧。
妻夫木桑:沒有呢。。。
MC:很坦然的接受了呢!
妻夫木桑:抱歉!真的很想出演這個作品(會場笑)。
MC:但看不出來打得不好呢!時不時練習了相當一段時間呢?
妻夫木桑:也沒有啦,自己也有練習,也和大家相當練習了一段時間。
MC:其他有經驗的各位,什麽時候,在幾號守衛什麽位置呢?
池松桑:小學初中高中都是中外場,一號選手。
龜梨桑:我做的種類很多呢。從小學一年級開始到中學一年級,主要擔任二壘、遊擊手還有投手。
勝地桑:我在小學時打過,擔任主投手、五號。但現在打得不好。不好意思(笑)。
上地桑:我從小學到高中一直擔任捕手。
MC:有誰知道妻夫木桑下的苦功嗎?
龜梨桑:空余時間真的全部用來練習了。硬式棒球真的很難掌握呢。就連打軟式的人,碰到硬式的都會有點害怕,但這次的電影用的全部是硬式,手套和球拍也是再現當時的東西,手指上受了好多傷,但即使這樣也依然堅持拍攝,這樣的姿態才是隊長啊,感到很佩服。
MC:上地桑,手套的形狀和現在的不一樣,很困難嗎?
上地桑:皮革很薄,也很小,沒有像口袋這樣的地方所以每次接到球都很痛。龜梨君的投球真的很棒,我覺得他或許是我所接到的球中到現在為止最好的投手(會場笑)。
龜梨桑:如果這樣算的話,應該是松阪桑吧!不要這樣說啦(笑)
上地桑:不不,在我記憶中(你的球)是最快的,(接到)真的很疼呢。
龜梨桑:但真的很過分呢。手指卡住的話球會跑到右打者的左邊對吧。這好像比在內側捕球更痛。這樣的話,球回到我這裏時是相當快的飛過來呢(會場笑)。
上地桑:沒有啦,是起勁了呢。因為速度很快,<好疼、好球!!>就會變成這樣(會場笑)。
MC:大家之中誰是打得最好的呢?(大家都指池松桑)
上地桑:因為剛退役不久。
龜梨桑:動作也很敏捷呢。
妻夫木桑:還有,年輕(會場笑)。嗯,年輕啊。很重要(笑)。
MC:宮崎先生,看到這樣的<朝日>隊員覺得怎麽樣?
宮崎桑:真的感覺到青春,大家都在閃閃發光一樣的,看著很羨慕呢。
MC:想加入進去嗎?
宮崎桑:嗯。。。是啊(會場笑)
MC:在足利像合宿一樣進行了拍攝,在私下交流中有什麽趣事嗎?
上地桑:拍攝結束後大家一起去吃飯,邊喝酒邊聊些閑話什麽的很有趣。真的基本上每一天都在一起,很開心呢。大家一起去洗澡啦,一起去巖盤浴啦,在類似宴席這樣的場合唱卡拉OK啦。。。雖然總是卡咩在唱(會場笑)
龜梨桑:等等,這種話能停下嗎(笑)?不明所以的性格設定(笑)。緊張得流汗呢。
上地桑:旁邊聰桑一直拍手鼓(會場笑)。
MC:哪些話可以信呢(笑)。真的去卡拉OK了嗎?
龜梨桑:真的(笑)。
MC:大家都唱些什麽呢?
上地桑:卡咩唱自己KAT-TUN的歌(會場笑)。旁邊聰拍手鼓,壯亮打響板(會場笑)。涼是用的沙槌吧?然後就形成一個不完整的和音(會場笑)。
MC:電影的重點是觸擊球,有誰覺得自己是打得最好的呢? 啊,不愧是隊長(會場笑)
妻夫木桑:對觸擊球有自信呢。我只有觸擊球(會場笑)!只有觸擊球是最先做好的。只有這個讓給我。
上地桑:真的不錯。
龜梨桑:真的。
妻夫木桑:努力了呢。
MC:觸擊球不害怕嗎?
龜梨桑:擦擊的話還會碰到臉呢。
MC:池松桑作為最小的後輩,與前輩們交往感覺如何呢?
池松桑:很開心。
MC:導演,團隊間的合作好像特別好,一起完成之後覺得如何呢?
石井導演:因為是最好的演員啊。我真的只是在一旁關註著,感到向我展示了很棒的團隊合作。
MC:有沒有什麽地方覺得很辛苦或開心呢?
龜梨桑:因為要真實還原棒球場面來進行拍攝,雖然剛剛說的觸擊球的場面也沒有呈現出來,如果進不到界內球的話導演不OK,雙殺的場景也以截球結束,但會一直打直到做好雙殺為止,這樣來說每一個動作都很具緊張感呢。<不是好球再來一次><球路有點不好>之類的(笑)。
MC:這種時候,有想過<那導演來做個示範啊>嗎?
龜梨桑:雖然沒有那樣想過,但(嚴厲的地方)印象很深刻呢。
勝地桑:澡堂場景的拍攝很辛苦呢。一開始水溫度太高想要溢出來一樣,因為和外面的溫度差出來許多蒸汽,拍攝的話不能有太多蒸汽所以又加了許多涼水,結果想要凍住一樣變得很冷,誰都不再說話。。。對吧(會場笑)
上地桑:雙殺的場景吧。有些辛苦但覺得很開心。
宮崎桑:拍攝客席時要求大家一起動起來呢。我們只是坐著,但大家卻是相當的運動量,覺得好像很辛苦,也感到很厲害。
最後,來自妻夫木桑的留言!
妻夫木桑:今天真的非常感謝。這部電影是我們懷揣著自己身為日本人的驕傲進行了每天的拍攝。我覺得這份想法已經好好地傳達出去了。想必大家也在電影中應援<溫哥華朝日君>,所以也請大家支持接下來12月20日的公開。非常感謝。
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